【PMSの症状別対処法】頭痛、肩こり、腰痛、下痢、便秘、むくみ、胸のハリ、肌荒れ

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身体に起こるトラブルは我慢するのが大変です。PMSによるトラブルだと分からないまま病院を受診すれば、異常が見つからないため、単なるストレスによるものと片付けられてしまったりすることもあります。原因が分からないまま繰り返す体調不良が起これば、ストレスになります。まず基礎体温表を付けて症状が出る時期を確認してみて下さい。

頭が痛い時にはどうする?

PMSで起こる頭痛には2種類があります。

自律神経の乱れから脳の血管が収縮して血流が悪くなる緊張性の頭痛

エストロゲンとプロゲステロンの濃度が急激に増減するときに起きます。市販の鎮痛剤を飲み、お風呂などに入って血流を良くしてあげましょう。リラックスして自律神経を休めると改善します。

セロトニンが減少し脳の血管が拡張して起こる片頭痛

排卵後に妊娠しなかったため、エストロゲンが減少することでセロトニンが減るために起きます。頭部を冷やすと痛みが少し和らぎます。片頭痛には市販薬はききませんので、病院を受診して偏頭痛用の薬を処方してもらいましょう。

肩がこるときにはどうする?

自律神経が乱れると血流障害が起こり、肩こりが生じます。東洋医学で言う「お血」と呼ばれる状態です。血流の流れが悪くなっていることが原因なので、お風呂でゆっくり体をほぐして心身をリラックスさせることで肩こりの症状は改善されます。

また、肩を回したり腕をまわして軽い体操をすることで血行を良くすると肩こりが改善されます。肩こりがひどい場合には、漢方を使うのも良いでしょう。「お血」を良くする「駆お血剤」の「桂枝茯苓丸」などが効果的です。

腰が痛い時にはどうする?

排卵が起きたあと、私たち女性の身体は血液を子宮にたくさん送ります。これは受精卵が着床して、赤ちゃんへを育てるベッドを作るためのものです。しかし骨盤内に血液が充血することで「お血」状態になり、周囲の血流は悪くなります。そして子宮の重量は血液分だけ重たくなってしまい、腰痛や下腹部痛につながるのです。しっかり温めて血流をよくすることで軽減します。またマッサージや運動などで物理的に血流を促進するのも効果があります。あまりに症状が重たい場合には漢方薬の桂枝茯苓丸を飲んで血流を促進させましょう。

便秘や下痢はどうすればいい?

生理前には便秘になりやすく、生理後に下痢になってしまう。これはプロゲステロンが関係しています。プロゲステロンには水分を体内にため込んでしまうという働きがあり、この結果、腸内の水分が奪われて便が硬くなってしまうために便秘になりやすくなります。さらにプロゲステロンは腸のぜん動運動を抑制する働きがあり、腸の動きそのものが低下してしまい便秘につながるおです。お風呂につかってリラックスして自律神経を休めましょう。下剤を使って無理に排出するのは良くありません。漢方薬の桂枝加芍薬湯などを利用すると良いでしょう。

むくみの対策とは?

むくみもプロゲステロンの水分をため込んでしまうという働きが関係しています。なぜプロゲステロンは水分をため込もうとするのか?これは生理が始まると体から一気に血液が失われてしまうので、その前に水分を蓄えておこうとするからです。身体を守るために、水分を蓄えているんですね。このため体重が増えやすくなり、靴がきつくなったりします。むくみはそのまま放置しておくとセルライトの原因になります。ストレッチやマッサージで血行を促進し、水分代謝をよくしましょう。カリウムやカルシウムは水分を排出するので積極的に取ると良いですね。

胸が張るときにはどうする?

生理の前になると胸が張ってしまう。バストにかゆみを感じる。ブラジャーがきつくなったり、気持ち悪くなったりする。人によっては胸が痛くて腕が動かせなくなることもあります。生理の前に胸が張るのはエストロゲンが過剰に分泌されているからです。もしくは乳腺がエストロゲンに過剰反応しているかのどちらかです。いずれにせよホルモンに対して乳腺が反応を起こしてるので女性ホルモンの分泌を薬で抑えなくてはいけません。鎮痛剤などを飲んでも効果はありません。軽度の場合にはブラジャーをしめつけのないノンワイヤーのものやカップ付のキャミソールを利用してください。あまりにひどい場合には婦人科でピルを処方してもらうと良いでしょう。

肌荒れの対処法

生理の前になるとホルモンバランスが変化することで肌荒れを起こしやすくなります。特にプロゲステロンは皮脂分泌を促す働きがあるため、ニキビができやすくなる人が多いようです。人によってはシミが濃くなる、毛穴が開いてしまう、顔色が悪くなる、湿疹ができるなど、色々な症状が起こります。ニキビができやすい人は、この時期にはさっぱり系のスキンケア用品を使って、油分を補わないようにしたり、漢方などを使って肌荒れ対策をすると良いでしょう。

目次 PMSの悩みを解決してスッキリ!